学校日記

2/19(水)本日の給食(岩手県メニュー)

公開日
2025/02/19
更新日
2025/02/19

できごと

 本日の献立は、岩手県メニューです。「ごはん」「ひっつみ」「すき昆布煮」「赤魚の南部焼き」「牛乳」です。

 「ひっつみ」は、新潟県人のとっては、あまりなじみのないメニューですが、すいとんや野菜、鶏肉が入った汁物で、おいしい一品でした。「ひっつみ」の由来は、小麦粉を水で耳たぶぐらいの柔らかさまでこね、ねかしたものをひきちぎって鍋に入れることからその名がついたといわれています。出汁のおいしさが具材にしみこんだ汁物です。

 「すき昆布煮」は、豊かな自然の三陸沖で生産されている昆布を使った品目で、ミネラルたっぷりの真昆布を一度熱湯で茹でてから冷却し、幅を2~3mmに細かく刻んでぬめりをとり、紙すきと同じ方法の専用すのこで乾燥してつくられるため、この名がついたそうです。昆布の旨味を十二分に感じる一品でした。

 「赤魚の南部焼き」は、一見、ごまで包まれたフライのようです。岩手県には、昔、南部藩があり、その地域でごまがよくとれていたので、そのごまを肉や魚にまぶして焼いたものを南部焼きというようになったそうです。ごまの風味が豊かで、赤魚のもつおいしさがぎゅっと凝縮された一品でした。