1/10 3学期始業式、校長の話から
- 公開日
- 2023/01/10
- 更新日
- 2023/01/10
教育活動
始業式での校長の話の概要を掲載させていただきます。
最初に、4名の代表生徒の話が素晴らしかったことと県スキー大会に向けて今朝大和中選手が出発したことを話しました。
その後に話したことは年末年始に、正月のリズムになっている1月2日、3日の箱根駅伝です。今年は新潟県選手が大活躍して、職員とその話で盛り上がりました。
箱根駅伝については、5年前に現場が見たいということで、一念発起して家族で見に行きました。箱根駅伝は南魚沼市から新潟市を往復するよりも長い距離を走る駅伝ですが、そこで見たものはすごかったです。
それは選手もさることながら、100kmという長い道路を20チームを走らせるという「運営側の人たち」でした。
初日は1区の区間を見ていたのですが、駅伝選手の通過直前まで車がものすごい台数走っていて「もうすぐ選手が来るぞ。これから選手が走って来るのに大丈夫なんだろうか。」と思っていたほどでした。しかし10分くらい前になって大会役員が笛を吹いたり声を出したりして、交差点は全て制御され、両脇の道路をとめ、コーンを置いて、沿道の人にも声をかけます。
選手が通り過ぎるのはあっという間です。先頭から最後尾までの選手が通り過ぎるのは前半の区間だと数分間です。通った後はコーンなどがものすごく手際よく撤去され、あっという間に普通の道路に戻り車の通行が元通りになりました。それを100km5時間ミスなく続けていくのです。なんというスゴイことをやっているんだと思いました。30分くらいで道路を元の通行に戻すためには繰り上げスタートもやむを得ないことなのだなと感じました。
この話をした意味は新年を迎える生徒に「現場に行ってみる、本物を見る、本物に触れることがどれだけ大切か。ぜひそういう機会をもってほしい」と言うことです。
また、1月3日の夜にあった「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃんの新春3時間スペシャル」です。古代エジプトにものすごい関心を持って調べているという小6の子が、実際にエジプトに行くという内容でした。本当におもしろかったです。そこでもやはり、「実物を見ると言うことがどれだけ大事か」を実感させてくれる番組でした。
本物に触れることは人生を変えます、大きな転機になることもあります。今年ぜひ本物に触れる機会があるといいなと思います。そのためにこれを一生懸命にやってみよう、上を目指してがんばろうという気持ちを大切にして欲しいと願っています。
生徒や地域保護者の皆様の幸多き一年になることを願っております。