★★学校日記★★

6/4 一日人権擁護委員委嘱式での人権擁護委員のお話から

公開日
2024/06/04
更新日
2024/06/04

学校行事

お話をいただいた人権擁護委員の方から原稿をいただき、スキャンして文字化して掲載させていただきます。

大変心にしみるお話でした。
お話の中に出てきた歌のPVもありましたので掲載させていただきます。


皆さんおはようございます。
これから、人権について、そして私たち人権擁護委員の活動について少し話をしていきたいと思います。

人権とは
「誰もが生れながらにして持っている、人間として幸せに生きていくための権利」のことです。
私たち人権擁護委員は様々な悩みや問題を抱えている方から相談を受けて問題解決へのお手伝いをしています。

また、人権に関心を持ってもらうために色々な啓発活動をしています。
10日の朝、皆さんと行う「一日人権擁護委員」の活動もそうですし、3年生の皆さんが夏休みに取り組んで頂いている「全国中学生人権作文コンクール」もその一つです。
今年も積極的に取り組んでいただけたら嬉しいです。
さて、話は変わりますがわたし、最近こころにしみる歌に出会ったんです。

さだまさしさんが作られた「いのちの理由」という曲です。
聴いたことはありますか?
時間の都合上,歌詞の一部を抜粋して紹介したいと思います。

私が生まれてきた訳は
父と母に出会うため

私が生まれてきた訳は
きょうだいたちに出会うため

私が生まれてきた訳は
友達みんなに出会うため
愛しいあなたに出会うため

しあわせになるために
誰もが生まれてきたんだよ

わたしが生まれてきた訳は
何処かの誰か傷つけて
何処かの誰かに傷ついて

わたしが生まれてきた訳は
何処かの誰かに教われて
何処かの誰かを救うため

しあわせになるために
誰もが生きているんだよ

私が生まれてきた訳は
愛しいあなたに出会うため
愛しいあなたを護るため


家に帰ったら是非聴いてみてください。

最後になります。
昨今、いじめや虐待、体罰、性犯罪、性暴力など、子供が被害者となる事案が後を絶ちません。子供の人権をめぐる状況は一層深刻化しています。
こうした悩みを抱えながらSOSを発信できていない子供に気づきを促し、その声に耳を傾け必要な支援をおこなうことで、社会全体がその健やかな成長を後押ししていかなければならないとしています。また、社会には、様々な人権問題が依然として存在していますが、これらは決して「自分には関係のないこと」ではありません。互いに尊重しあうことが大切です。

法務省では令和6年度啓発活動の重点目標として「誰かのことじゃない」をキャッチコピーに掲げています。
皆さん!もし悩んでいることがあったら一人で抱えこまないでください。家族や先生、友人などにSOSを発してください。
また、誰にも言えない時は学校においてある「SOSミニレター」で相談してください。秘密は守られます。
わたしたち人権擁護委員も全力でサポートします

大和中のスローガン「創ろういじめゼロの大和中」に期待して終わりと致します。
10日にまたお会いしましょう。

いのちの理由(PV)/さだまさし
https://www.youtube.com/watch?v=u6nqSPHPi1s



さだまさしさんについて知っている生徒はほぼいないと思われます。
ご家庭での話題にしていただければありがたいです。