Trythe EDOSHIGUSA 実践編
- 公開日
- 2017/07/19
- 更新日
- 2017/07/19
5年生
7月7日は学習参観においでいただきありがとうございました。学習参観では道徳を見ていただきました。今の東京よりもかなり人口密度が多かった江戸時代。にもかかわらず警察(という職はなかったのですが似たような職業)は極端に少なかった。なぜそんなに人数が少なかったのか・・・。「平和だったから」、「発展していなかったから」などなど予想も様々でしたが、実際は思いやりにあふれている時代だったそうです。プチ演技を交えながら「かさかしげ」や「こぶしうかせ」、「おつとめしぐさ」などたくさんの思いやりの行動があることを学びました。
振り返りでは、「おつとめしぐさを広めたい」「さしのべしぐさ(困っている人を助ける)をしたい」などという言葉が多かったです。そこで先週は「江戸しぐさ強調キャンペーン」として意識的に取り組みました。最低でも1日1回、自分で決めた江戸しぐさの行動を行うというものです。その前に、子どもたちでオリジナル江戸しぐさも考えました。「あいさつしぐさ」や「やさしぐさ」、「口忍び」などユニークなアイデアが出ましたが、それらも取組の中に入れていいこととしました。(個人的には「口忍び」というネーミングが江戸時代っぽくて気に入りました!どんな行いかはお子さんに聞いてください。)
できていた子は、ゴミをたくさん拾ったり、友達に優しく教えてあげたり、プールで応援したりしていました。また、扇風機を回すと給食準備中にみんなの机のストローがよく飛ぶのです。それに気付いて、ストローが飛ばないように牛乳でおもりにして飛ばないようにしている子もいました。さりげなく全員分です。その子にも話しましたが、ほとんどの子が気付いていないけれどそれでいいんです。感謝されなかったとしても、クラスのためになっていることは事実です。
大きな思いやりも大切ですが、小さくさりげない思いやりもコツコツと。江戸時代のような平和な教室を「peace」の子たちと創っていきます!