11/20 SNSトラブル防止講演会講師から質問への回答をいただきました2
- 公開日
- 2024/11/20
- 更新日
- 2024/11/20
地域連携CS
<どういう仕組みでアカウントを乗っ取られるのですか?>
アカウント乗っ取りは、攻撃者が何らかの方法でログイン情報(IDやパスワード)を盗み、不正利用を目的に行われます。主な原因として、次のようなものがあります
#フィッシング詐欺:偽のウェブサイトやメールでログイン情報を入力させ、盗み取る方法です。
#マルウェア感染:スマホやPCがウイルスに感染し、ログイン情報が盗まれる場合があります。
#セキュリティの脆弱性:アプリやサイトの脆弱性が攻撃され、情報が抜き取られるケースです。
#データ漏洩:企業やサービスのデータベースが流出し、その中からログイン情報が盗まれる場合があります。
#ネットワークの侵入:同じWi-Fiを利用していると、悪意あるユーザーがログイン情報を不正に取得する可能性もあります。
▼アカウント乗っ取りを防ぐためには、以下の対策が有効です。
■二段階認証の有効化:ログインに追加の確認を求め、乗っ取りを防止します。
■怪しいリンクやメールに警戒:不明な送信元のリンクは開かないようにしましょう。
■怪しいユーザーのDMを避ける:不審なDMやリンクには反応せず無視することが大切です。
■複雑なパスワードを設定:推測しにくい強力なパスワードにすることが効果的です。
<煽りや暴言や傷付く発言をされた場合はどのように対処 すればいいですか?>
煽りや暴言などを吐く相手に対して反応すると、かえって嫌がらせがエスカレートすることが多いです。そのため、まずは「無視する」ことが基本です。無視を続けると、相手が関心を失って自然と収まるケースもあります。
また、心が落ち着くまでSNSや該当サービスの利用を一時的に休んだり、スマホやパソコンから少し離れてリラックスできる時間を作るのも有効です。
もし耐えられない内容の場合は、その発言をスクリーンショットで記録し、何がどこで書かれたか証拠を残しましょう。証拠を保管したうえで、以下の方法を検討してください。
■運営会社への通報:SNSやサービスの運営に報告することで、対応してもらえる場合があります。
■専門窓口への相談:必要に応じて、違法・有害情報相談センター(https://ihaho.jp/)などの窓口に相談することも有効です。
■警察に相談:発言内容が具体的な脅迫や個人情報の漏洩を含む場合は、警察に相談することで対応が得られることがあります。 これらの対処法を組み合わせて、冷静に対応しましょう。
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