12/6 全校朝会の話から、他者を理解すること
- 公開日
- 2022/12/06
- 更新日
- 2022/12/06
教育活動
今朝の放送による全校朝会の話の概要を掲載します
今日は「他者を理解すること」という内容で話をさせてもらいます。
中学生という時期は、人に対する見方が大きく変わる、成長する時期です。これは体の成長よりも大事なことなのではないかと思います。
いわゆる「子ども」の人への見方は色で言うと白か黒、「好き」か「嫌い」どちらか両極端ではっきりしていて、中間があまりないのです。
ところが中学生には人への見方が「大人」の見方に変化していきます。どういうことかというと「好き」か「嫌い」ではっきりしていた人への見方が、単純な白黒ではない灰色のような見方ができるようになるということです。
これから少し、人を見る視点について話します。
これから言う2つの質問に頭の中で答えてください。
「あなたは感情を表に出す方ですか、出さない方ですか。」
「あなたが大事にしていることは、何か新しいことにチャレンジすることですか、それとも変わらずに今の状態が続くことですか」
この2つの質問で大まかですが、社員を4つのタイプに分け、そのタイプに合ったやる気の出る声かけをして業績を伸ばしている会社があります。
これは類人猿分類という方法です。
人は自分と違う考え方をするというのが大前提のチーム作りの方法です。
同じ言葉でも人によっては、ほめたつもりがバカにしていると感じるということはよくある話です。
——— 中略 ———
人を分ければいいというわけではないのですが、その人にあったやる気の伸ばし方でお互いを伸ばすことができるということは確かだなと思います。どんなことを言われるとうれしいかは人によって違うと言うことです。
人間関係とは難しいものですが、それが人間の魅力であり、個性の素晴らしさではないかと思います。
人が人を育ててくれます。中学生時代は自分探しの旅などと言われます。いろいろな個性の中で自分が成長することは間違いありません。
中学生時代は、他の人と自分の違いや他の人の個性を尊重する力を身につけるときです。お互いを思いやり大事にしていきましょう。
人間関係を作る話題として、「類人猿分類」の話をしました。
類人猿分類を使った方法は、お互いの個性を前提にした声かけをすることによって人間関係を良くする方法です。これを職場のやる気向上に活用して業績を上げている会社があり、テレビで紹介されていました。
おもしろい取組です。よろしかったらご覧ください。
類人猿分類とは
https://www.ypy-edu.co.jp/classification/
人眼関係がうまくいく 類人猿診断
http://yakan-hiko.com/gather/