学校日記

*睡眠*

公開日
2015/08/07
更新日
2015/08/07

保健室

毎日暑い日が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか。

8月1日に、南魚沼市小中学校PTA連絡協議会研究集会の子育て講演会で文教大学教育学部教授でいらっしゃる成田奈緒子先生の「睡眠第一で本当に賢い脳を育てる」というのを大和公民館のさわらびで聞いてきました。


脳というのは、
1 生きるための脳(寝て起きてご飯を食べる。身体を反射的に命の危険から守る)
2 人間らしさの脳(言語や勉強・スポーツ)
3 社会の脳(常識的判断、周りとの調和)

があり、脳を育てるには、「きちんと寝ること」が大事で、どんな子どもでも1→2→3の順番で発達していくそうです。


夜型の人は朝型の人と比べて
「睡眠障害が多い」
「感情障害が多い」
「ケガが多い」
「アルコールやたばこ、カフェイン摂取が多い」
「成績が悪い」
「昼間の居眠りが多い」ことが、研究ですでにわかっています。

テレビやスマホ、ゲームなどのメディアは、光を自分で発していて、電球とは違い、人自身が光に注目しています。夜に光を浴びていると脳が昼なのか夜なのかわからなくなってくるそうです。


「睡眠」は、学校で指導はできますが、実践する場は家庭です。子ども自身が変わることも大事ですが、子どもは大人をよく見ています。大人がしっかり意識し、行動しなければいけないということを今回の講演会で学びました。