学校日記

まけじダマシイの歌 〜やなせたかし さん〜

公開日
2020/07/06
更新日
2020/07/06

できごと

 1年生の教室を通りかかると、ものすごく大きな音読の声が聞こえました。
 のぞいてみると、やなせたかしさんの<まけじダマシイの歌>を教材とした国語の授業でした。やなせたかしさんは、御存じ<アンパンマン>の作者です。兵隊として戦争に参加した経験から、戦争の悲惨さ平和の大切さを絵本や歌にして、私たちに問いかけています。
 私は、誰かが空腹で困っていると、自らの頭であるあんパンを差し出す、アンパンマンの慈悲深さが大好きです。悪者をやっつけるだけではなく、ヒーローのあるべき姿をそこに見るからです。

 <まけじダマシイの歌>
 ちっぽけだけど ボクの胸の中で もえているんだ
 その火はいつもいつも もえているんだ

 最後のこの歌詞に、何か胸が熱くなります。くじけそうな時も、どんな時でも、この胸の火をともし続けたいものです。