清少納言に挑戦!〜5年生・枕草子〜
- 公開日
- 2021/01/14
- 更新日
- 2021/01/14
できごと
5年生の教室をのぞいてみたら…
なんと、枕草子を学習していました。
「春はあけぼの…」くらいは誰しもがそらんじることができる古典の名作ですが、私が勉強したのは、中学と高校でした。小学生もなかなかやるものです(当然、中高とはまた違った視点で学ぶわけですが)。
担任は、ICTを活用し動画を見せて、今と違う表現の言葉の解釈を想像させていました。「をかし」も「わろし」もそれを詠む女性の表情でイメージすることができました。
千年以上前の人々なのに、今の自分たちと同じように感じていたんだ、と理解することがねらいです。幾千万もの人々の日常の営みが、いまのわたしたちにしっかりとつながっている。こんなにも長い歴史をもっている日本という国についての考え方が、古典を学ぶことから形づくられていく気がしました。
この学習の後、夕日に向かって飛ぶカラスや空を連なって跳ぶ渡り鳥を見る目が違ってきたら、とてもうれしいです。