外国のことを紹介しよう 〜伝える・言葉の力〜 3年生
- 公開日
- 2021/02/25
- 更新日
- 2021/02/25
できごと
3年生の廊下に、ポスターが貼ってありました。
聞くところによると、国語の時間に自分たちが調べた外国のことについてまとめたものだそうです。この単元では、「ことば」を使って聞いている人に知ってもらいたいことを伝える、ことがねらいです。自分の知っていることが、相手に伝わって相手に理解してもらわないと成功ではないのです。
自分たちで決めた外国について、まずはしっかりと調べることから始まりました。インターネットを使い調査活動。調べたことを班ごとに話し合い、知識を共有する活動。そして、ポスターにまとめる表現活動。そして、最後に、仲間に言葉で伝える活動です。
「どう話したら、しっかりと伝えたいことが伝わるのだろう?」
このような言語活動は、自分の思考を育てることにとても有効です。そして、伝えるという力はコミュニケーションを円滑にするためにすごく重要な力です。
最近の話し方として、「主語がない」話し方が増えてきている気がします。「誰が?」話したことなのか。「誰が」そう感じているのか。「みんながそう思っている」というが、そのみんなとは誰でどのくらいの人数なのか。
情報を鵜呑みにしてしまう、「聞き方」のまずさも同時に起こっていることに気付きます。インターネットで情報が氾濫している世の中を生きる小学生。しっかりと伝える力と受け取る力を鍛えていきたいものです。