花をさかせた水がめの話〜4年生・道徳〜
- 公開日
- 2021/06/01
- 更新日
- 2021/06/01
できごと
4年生の道徳授業を覗いてみました。
今日は「花をさかせた水がめの話」という物語でした。
<あらすじ>
昔インドに水くみの仕事をしている男がいた。男は水がめを左右の肩に担いで、ご主人様の家へ運んでいた。
しかし家に着くと、左の水がめ水はいつも半分に減っている。ひびが入っているからだ。右の水がめは、ひびは入っておらず、水をいっぱいに蓄え得意げである。
そこで、左の水がめは、水くみの男に言った。
「私なんかいたってしょうがない。壊してください。」
と、何度も訴えた。 ある日、その男は丘のてっぺんに着いた途端、言った。
「ごらん!道のどっち側に花が咲いているかな?」
と。ひび割れた左側の水がめは、きらきらと輝く花道を見渡しながら、
「自分は、少しでも役立っていたのか!」
という喜びでいっぱいになった。ひび割れたところから水が落ち、そこに男は種を植えた。
やがて、花の道ができる。ひび割れた水がめは、不必要どころか、役に立っていたことに気が付き自信を持つ、というお話です。
子供たちは、「誰にでもいいところがある」とか「誰にでもある良さに注目をするポジティブな見方や考え方」が、伝わったでしょうか。
道徳のお話は、大人も「ハッ」とさせられたり、深い学びがあることに気付かされたりします。
ぜひ、御家庭でもお子さんと道徳について語り合ってみてほしいです。