ツバメの巣立ち
- 公開日
- 2021/07/19
- 更新日
- 2021/07/19
できごと
毎朝児童玄関に立ち、子供たちを迎えています。
その際に、いつも目に入るのが向かいのおうちの車庫を出入りする燕の存在です。燕のつがいが子育てをして2か月くらいがたったでしょうか?忙しく餌を捕まえてはひな鳥に与えてきた2羽の燕がお向かいさんの車庫で子育てをしています。
いつからか、空を飛ぶつばめの数が増えています。子燕が大きくなり、空を飛ぶ練習を始めたのです。車庫の中を行ったり来たりしていたのが、親燕の後を追って外の空を飛び回るようになりました。青い夏の空に溶けていくようです。
燕は渡り鳥で、冬になると温かいフィリピンやインドネシアに飛んでいきます。決して大きな鳥ではないのに、数千キロも海を渡ることに驚きます。そして、春に数千キロを飛びきって、またこの場所に巣をつくったのでした。
温かい家主さんは、燕のためにいつもシャッターを少し開けて、燕の自由な出入りをさせてくれていました。餌をとりに飛び回る燕の飛行スピードは速く、ブーメランが飛び回っているかのようで、いつも観察をしていました。
まもなく、巣立ちです。
それは、いつも夏休みがまもなくだということを教えてくれるのでした。
あと2日。子供たちを見守るとともに、子燕のエサ取りを応援していようと思います。