学校日記

なぜ、へこむんだろう? 水溶液の性質 〜理科・6年生〜

公開日
2021/11/02
更新日
2021/11/02

できごと

 6年生が、実験をしています。

 単元は「水溶液の性質」。二酸化炭素を水に溶かしています。

 石灰水を入れてみると…

 水が白く濁り、二酸化炭素が水に溶け込んだことが、目で見てはっきりとわかり、6年生たちは実験に納得していました。

 次に、ペットボトルに二酸化炭素を入れます。ペットボトルは特に変化しません。しかし、良く振ってみると…「ペコン!」という音がして、ペットボトルがへこんでしまいました。

 「なぜだろう?」

 「先生、強く握ったんでしょ?」なんていう予想もありました。首をかしげる6年生の頭の周りにたくさんの「?マーク」が見えるようでした。考える様子は真剣そのもの。

 炭酸水や炭酸飲料を飲んでいる経験が、むしろ邪魔しているのかもしれませんね!あれは、振ればむしろ膨らんだり、中身が飛び出したりすることを体験的に知っている児童が多いはず。

 さあ、考えろ!君たちは炭酸がたくさん溶け込んだ炭酸水入りのペットボトルを振ったんじゃない。水に二酸化炭素を入れ、ふたをして、そして振ったんだ。

 頭を悩ます、なぜだろうと本気で考える。これこそ、素晴らしい!