学校日記

豊かな心を育むために・・・ 〜4,5,6年授業公開〜

公開日
2021/11/16
更新日
2021/11/16

できごと

4年生では、「嘘をついた和子さん。嘘は悪いけど、なぜ嘘をついてしまったのか」を考えました。善悪の押し付けだけではなく、物事の背景を考えることで、和子さんに共感し、人を許す心も大切なことなんだと気付かせる、さすが、深い深い心の勉強となりました
5年生は、新潟でも起きた「水俣病」の被害者が受けたいわれのない差別の実態について学びました。差別と共に、偏見の恐ろしさについても学ぶことができました。
6年生は、脳性麻痺という障がいをもつ方の差別について、みんなで考えました。自分は差別なんかしていない、と思っても言動の端々に差別や見下した態度が隠れていることに気が付き、差別のない社会を築いていく難しさを学び、真に差別のない社会を目指し、自分には何ができるかを真剣に考えました。
 道徳の授業1時間で、豊かな心が育まれるわけではありません。しかし、他者の気持ちを自分事のように理解する、そして、実際の社会で思いやりある行動がとれるようになることを信じてやみません。御家庭、地域、学校と三者が向きを同じ方向にそろえ、今後とも取り組んでいただけますよう、お願い申し上げます。