お手紙 〜2年生・国語〜
- 公開日
- 2021/12/13
- 更新日
- 2021/12/13
できごと
2年生が国語の学習をしています。
教材は「お手紙」。がまくんとかえるくんが登場人物です。黒板に張り出されたイラストに魅かれて、見入ってしまいました。
蛙という両生類が登場人物ですが、登場人物たちは擬人化され、そして子供たちはがまくんとかえるくんの行動や気持ちを自分に置き換え、考えを深めていきます。
がまくんは手紙を待っているのだといいます。そして、今まで自分に手紙が届いたことは一度もない、ととても悲しい表情で待っています。
かえるくんは、そんながまくんのため(?)に手紙を書いたのです。
大きな疑問が起こるように話は進みます。
Q 手紙を書いたことをかえるくんはがまくんに、どうして話してしまったのか?
Q そしてその手紙を配達してもらうのに、なぜカタツムリにお願いしたのだろう?
この疑問を解き明かそうと考えると、この教材は大人にとっても、とても心が温かくなる、そんなお話なのです。
イラストに注目してみても、かえるくんやがまくんの心情を推測する手助けになる、黒板のイラストはじわじわと効果を発揮します。
疑問が頭に渦巻きながらも、やがて2年生たちの心が温かくなることを願って、教室を後にしました。