一年の総括 地域づくり協議会役員会・学校運営協議会
- 公開日
- 2024/02/28
- 更新日
- 2024/02/28
東地区地域連携
昨日、東地区開発センターにて、東地区地域づくり協議会役員会が開催されました。その前段では、第2回目の学校運営協議会を開催しました。
今年度から始まったコミュニティ・スクール。これまであった地域学校協働本部に加え、学校運営協議会をつくることで、よりよい教育活動の展開と、地域の活性化を目指しています。
せっかくの組織が立ち上がっても、実際に何をするのかが見えなければ、組織は機能しません。そこで今年度取り組んできたことは、総合的な学習の時間の活動に、東地区地域づくり協議会の活動を組み入れ、教育活動の中で、子どもたちが地域の一員として自分たちにできることを考え、実行するというものでした。実際の内容については、当HPの「東地区地域連携」のタブからご確認ください。
委員のみなさんと、活動を共にしながら子どもたちの姿を見てもらってきましたが、それによって、学校の教育活動で目指す子どもの姿を共有することができました。委員のみなさんからは、
・子どもたちが地域の一員となって自ら地域の課題について真剣に考える姿は、きっと今後の生活に生きていく。
・子どもたちが地域に出て、真剣に取り組む姿から、学校の熱意を強く感じた。
・次年度はもっと活動を広げていくとよい。
といった前向きな意見をたくさんいただきました。
地域の取組は、自分たちの生きる地域をどう活性化するか、という容易には解決しがたい現代社会の課題解決に向けた取組そのものです。これを組み入れることは、総合的な学習の時間で設定する「探究課題」そのものになります。ですから、数多くの取組を学習活動に組み入れることが可能なのです。
後半の役員会でも、学校及び子どもたちの参画で、地域が元気になったことを実感したという意見をいただきました。さらには、これをきっかけに取組をさらに広げたいとの意見もあり、コミュニティ・スクール導入をきっかけに、教育活動だけでなく、地域の人々の意欲も高めることができたのではないかと考えています。
せっかく成果を上げた取組です。今後さらに活動を広げ、東地区の魅力を様々な形で広げていきたいものです。