理科の学習で・・・
- 公開日
- 2015/08/31
- 更新日
- 2015/08/31
3年生
理科の学習で、“かげ”について知っていることを話し合っていた時のことです。「かげの色は黒です。」という発言の後、他の子どもが「でも、ぼくは色のついたかげを見たことがあるよ。透明なビニールに色が付いてたんだけれど、太陽に当たって、その色のかげができました。」とつぶやいたのです。その瞬間、教室の空気が変わりました。誰もが“かげ=黒”という認識をもっていたからです。そこから、話は盛り上がり、「そういえば、私も見たことがある。」「私は、前に1年生教室で見たことあるよ。」「確かに。」・・・
その後、みんなでセロファンテープに色を塗り、外で確かめることにしました。もちろん、どれも子どものアイディアです。すると・・・。「先生〜。色が付いた〜!!」という歓声があちこちから聞こえてきました。
それから数分後、ピース学年の発想力に驚かされました。なんと、色を塗るだけでなく、水玉模様にしたり、縞模様にしたり、文字を書き込んだり・・・。これらのことは、教科書には載っていません。でも、不思議なことを確かめるって、子どもの好奇心をくすぐるんですよね。いつもこんな授業ができたらいいなと思ってしまいました。