当校は、11月25日から12月12日までを人権強調週間と位置付けて、人権教育に取り組んでいます。

各学級で、人権をテーマにした授業を計画・実施します。

３年生は、同和教育副読本「生きる」の中から、「わたしのこと分かって」を教材にして授業を行いました。

車いすに乗った少女が買い物をする姿を見て、親切心から手伝ったけれども、その少女は自分の力でできることは自分でやろうと頑張っているところだったというお話です。

主人公（読み手）から見たら親切な行動。しかし車いすの少女から見たら、自分でやりたかったのにできないと思われ悲しくなる行動だったのです。

障害をもつ方に、どのようにかかわるのがよいかを事例を通して考えました。

子どから出された意見を見ると、「障害をもっているからできない」と決めつけた言動をすることは、相手を悲しませる場合もあることに気付いたようです。