6年 生成AIを活用する
- 公開日
- 2025/11/27
- 更新日
- 2025/11/27
6年
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市内にある株式会社Academix様より講師をお招きし、生成AIを活用した授業を行いました。
これは、市の企画したキャリアデザイン講座に応募し、実現したものです。
総合的な学習の時間に、米づくりの過程で一般的に廃棄されてしまうことの多い、もみ殻や米ぬかを利用する方法を考えている6年生。
生成AIを活用して、そのアイデアや方法を得ようという授業です。
まず、生成AIを活用する際は、質問の仕方がポイントになることを教えていただきました。
生成AIの立場や、活用する自分が小学生であることなども、情報として入力することが求められます。
話を受けて、子どもたちは次のように生成AIに質問をしていました。
「あなたはアイデアの専門家です。私は小学生。お米の捨てられる部分を使って、南魚沼市をもっと有名にする新商品のアイデアを10個、小学生にも分かるように教えてください」
すると、一瞬のうちに回答が表示されました。
「もみがらクッション」「ぬか風呂パック」「もみがらアートセット」「ぬか入り石鹸」「もみがらペットベッド」・・・
子どもは、この中から一つを選択し、その商品化に向けて追質問をしていきます。
「どんな材料を使いますか」「どのような手順でつくれますか」「費用は、どれくらいかかりますか」・・・
このように、自分たちの思いを実現するために、生成AIを活用できることを体験的に学びました。
最後に、講師の先生がお話しされたのは、「AIは嘘をつくこともあるため、情報は自分で確認することが大切であること」「AIには上手な質問が大切なこと」「AIの答えから人間が考えること」
生成AIは、便利な道具として使うことが大切であることを教えていただきました。
これからの時代を生きる子どもたちには必須の授業だったと思います。
講師の皆様、本日はありがとうございました。