5年 冬休みに宿題はあった方がよい?
- 公開日
- 2024/12/11
- 更新日
- 2024/12/11
5年
5年生で、ディベートを行いました。
テーマは「冬休みに宿題はあった方がよい?」です。
あった方がよいと考える賛成派と、ない方がよいと考える反対派にわかれて、そう考える理由を言い合います。
賛成派
・勉強しないと知力、学力が下がる。 ・長期間の休みで広い範囲の復習ができる。 ・日常生活で計画する力がつく。 ・小学校の勉強は基礎だから大切。 ・宿題をすると学力が高まって、生活する力、自立する力がつく。 ・勉強しないとサンタクロースやお年玉が来ない。
反対派
・冬休みは2週間しかないのに、あんな量の宿題はおかしい。 ・365日頑張ったのだから休みたい。 ・冬はスキーや旅行などを楽しみたい。 ・勉強はいつでもできるけど、この時しかできない行事やイベントがある。 ・宿題をなくすと自分で勉強する力がつく。
この後、相手の主張のおかしいところを言い合います。
賛成派から反対派へ
・「怒られたり、宿題しろ」と言われるのが嫌なら先に終わらせておけばいい。 ・復習はその後の学習につながるから大切。 ・終わらないということは学習が身に付いていないということ。しっかり学習した方がよい。 ・休みがあるから宿題がある。宿題がないということは休みがなくなり学校に行くことになるのでは? ・勉強がしたくないと言っているのに、自分で勉強する力がつくというのはおかしい。
反対派から賛成派へ
・2週間で広い範囲の勉強はできない。 ・1、2年生の勉強はもう覚えているから復習はやらなくてもいい。 ・復習はもう覚えていることをやることだから、新しい学びがないのでは? ・させられる、こなすだけの勉強はやる気が出ない。
それぞれの立場に立って、子どもなりに考えたことを主張し合ったわけですが、大人(教師)も考えさせられる発言が混じっていますね。
教育現場は、前例踏襲が多い職場だと言われることがあります。
何を大切にしていくのか、そのためにどのような取組をするのがよいのか、子どもはどう捉えているのか。
「やることが当たり前」になっていることがあるとしたら、見直してみることも大切だとあらためて考えさせられた時間でした。