学校日記

5年 日本の米農家は生き残れるか

公開日
2024/12/18
更新日
2024/12/18

5年

総合的な学習の時間、「日本の米農家は生き残れるか」をテーマにディベートを行いました。

この時間に向けて、生き残れる派と生き残れない派に分かれ、根拠となる資料を集めながら準備をしてきました。


「生き残れる」派は

・日本の伝統的な主食であり健康によいこと ・外国に販売すればいいこと ・経営規模を大きくすれば採算があうこと ・腹もちがよく米が好きと答える人が多くいること を主な理由に挙げていました。

一方「生き残れない」派は

・国民一人当たりの米消費量が減少していること ・使用する機材にかかる費用が高く収入に見合わないこと ・農家の平均年齢が68歳で若手で農業を継ぐ人が減っていること ・害虫や病気のために収入がさらに減る危険性があること を主な理由に挙げていました。


子どもたちは、わずか数時間で多くの資料を集め、チームのメンバーと相談しながら主張を組み立てていました。それだけに、どちらにも「なるほど」と相手をうならせる意見があり、聞いていて楽しかったです。


自分の立場に有効な資料を集めて主張し、また相手の立場からの考えや資料に触れることで、米農家の抱える問題についてより知識が広がったと思います。

米どころで育ち、実際に米を育てる体験をした子どもたちだからこそ、今後も食の問題にアンテナを張り、考えてほしいと思いました。