爽やかな秋風の中、１年生がアサガオの種取りをしていました。手に持っていた袋の中には既にたくさんの種が入っていました。初めて種を取った日の声を聞きたかったなぁ…と思いながらいると

「見て見て、こんなにたくさん取れたんだよ」

次々に見せに来てくれました。その様子から何日たっても子どもたちはうれしい気持ちで種取りをしていることがうかがえました。

「見て見て、中のお部屋に２個ずつ入っているよ。」

と、花が枯れた後にできる茶色い実の果皮をむくと、中には小さく分かれた部屋があり、その中に２個ずつの種が入っていることに気付く子もいました。その観察力に驚かされました。

大切そうにちいさな手のひらで包まれた種は、まるで宝物のようです。