５月23日（金）さわやか晴天の空が広がる週末です。

　午前９時。５年生の子どもたちは、学校田へ向かいます。今日は「田植え」を行う日です。事前に話を聞くと、旧上関小学校の子どもたちは、１年生時に田植えをしたことがあるということでしたが、ほとんどの子どもたちが初めての体験ということでした。

　学校田へ到着すると、挨拶を済ませ、地域コーディネーターの清水さんやＪＡの方々の説明を聞いた後、田植えのスタートです。「ゴロ転がし」と「苗植え」をローテーションしながら、手際よく進めていきます。「ワーッ！」「ギャー！」と田んぼのぬかるみに足をとられながらも、子どもたちは笑顔です。ゴロで土に付けた線を踏まないように上手に植えていきます。ぬかるみに足をとられ、バランスを崩しそうになり、間一髪、転倒をまぬがれ、安堵の笑みと歓声が聞こえてきます。

　午前10時過ぎには、田植えを終え、みんなで記念写真撮影です。背景に見える緑豊かな山々、最高の笑顔の子どもたち、水面に写った子どもたちのシルエット、見事なコントラストです。