トカゲ博士!〜好きが得意になっていく〜
- 公開日
- 2021/05/14
- 更新日
- 2021/05/14
できごと
昼休みに、校舎の陰をこそこそしている子たちを見つけました。
何をしているのだろう?と見てみると、トカゲを探していました。校舎の中のピロティをうろうろとしているのです。そこは、もちろん日陰なのです。この前までは、日向のコンクリートの階段を走り回って探していたのに・・・
「今日は、日陰を探しているんだね?」と、聞くと、
「今日は暑いから!」
トカゲはもちろんは虫類。変温動物です。この前まで少し肌寒かったので、暖まったコンクリートでひなたぼっこをするトカゲたち。それを狙っていたのが、3年生のハンターたち。
気温が上昇した夏日を彼らは肌で感じ、「トカゲたちがきっと日陰にいる。」そのことをハンターたちはしっかりと学習していたのでした。好きだから、観察し発見し、物事の特性をつかんでいく。彼らは、すごい!
すっかり飼いならした様子。彼らに私はこう言いました。
「博士!トカゲをもっと増やしてくれよ!」
博士は大きくうなづいたのでした