折り鶴に込められた願い 〜道徳・6年生〜
- 公開日
- 2021/09/10
- 更新日
- 2021/09/08
できごと
6年生の道徳の授業を参観しました。
題材は「折り鶴に込められた願い」
1945年8月6日、広島に原子爆弾が投下されました。爆弾の威力で一瞬で命を落とした数十万人の人々。そして、原子爆弾特有の放射能によって、健康に見えていた人々も被爆により白血病など、外見ではわからない内面の被害を受けて、たくさんの方がなくなってしまいました。
この題材は、被爆し入院した禎子さんが、健康になることを祈って千羽鶴を作ったお話です。その甲斐なく、禎子さんは命を落としましたが、禎子さんの仲間が「このような悲惨なことを二度と起こすまい」という平和への祈りを込めて、千羽鶴を作るようになりました。
そのことをきっかけとして「原爆の子の像」が造られ、現在は日本各地の方々が、平和への祈りを込めて千羽鶴を奉納しています。
禎子さんの死は大変悲しいことですが、その思いを平和への「ちかい」として千羽鶴を作った仲間たちの崇高な思いが胸を打ちます。6年生たちは、戦争の悲惨さはある程度学習をしました。しかし、平和に向かうために小さなことからでも行動を起こした子供たちがいることに、感動し勇気をもらっていたようです。
さあ、君たちは何ができる?!