しんぱんを自分たちで 〜道徳・3年生〜
- 公開日
- 2021/09/10
- 更新日
- 2021/09/10
できごと
3年生の道徳の授業を参観しました。
題材は「しんぱんは自分たちで」です。
ルールをしっかりと覚えた3年生たち。そのおかげで審判も自分たちでできるようになり、より本格的なサッカーができるようになって、面白さが増しました。
あと1分で友達のA君のチームが負けてしまいそうです。最後のチャンスを迎え、ゴールへとボールをつなぐA君。しかし、ドリブルしているボールは、サイドラインを一瞬越え、審判の僕はそのことに気がつきました。しかし・・・
その後、ゴールに迫ったA君は見事シュート!1点をもぎ取り試合終了・・・審判をしていた僕は「笛を吹くべきだったか。ゴール後だけど、今の1点は無効だと、言うべきか。シュートしたA君とそのチームは大いに喜んでいるし・・・」
しんぱんの「ボク」は葛藤します。
その後、「A君のボールは線を越え、一回外に出てしまったんじゃないの?」という指摘を受け、「ボク」は「どうしたらいいのか・・・」と悩んでいます。
3年生たちも、昼休みにサッカーに夢中な子もいて、他人事とは言えない教材に、みんな真剣に引き込まれていました。
みんなの意見で一杯になった黒板に、それこそ「葛藤」が現れています。大人でも「どうすべきか?何が正しいのか?」と葛藤することに直面することがあります。
悩みながら、他者の意見や考えに触れながら、自分勝手な判断ではない「最適解」の見つけ方を学んでいってほしいものです。