学校日記

遊びが、学習に変わる瞬間・・・ 〜算数・3年生〜

公開日
2021/12/07
更新日
2021/12/07

できごと

 3年生の教室を覗いてみました。

 たくさんのストローで、三角形を作ろう、という作業をしていました。みんなで協力し、いろいろな形の三角形を張り合わせています。

 あまりにも楽しそうにやっているので、「これ図工の時間?」と聞いてみると、「算数だよ!」と返してくれました。

 よく見てみると、色とりどりのストローですが…

 長さごとに、色が決まっているようです。面白がって競い合って作っていた三角形しかし・・・

 「三角形について、共通の特徴でグループ分けができそうだね」

 と、授業者が話した途端、授業は算数へと変わっていきます。今度は、子供たちが自分たちで作った三角形をジ————っと観察です。

 「この三角形は、こことここの長さが一緒だぞ!」
 「この三角形は、バラバラ」
 「この三角形は、全部長さが同じだ!」

 算数・数学のものの見方考え方を子供たちが使い始めます。一つの、発問が知的好奇心を刺激し、遊びが学びに代わっていく。

 すばらしい・・・