学校日記

「7杯とちょっと」は「7杯」より少ない? 1年生算数

公開日
2022/11/28
更新日
2022/11/28

1年生

 1年生の算数です。量の比較を学習中です。

 入れ物に入った水の量を、コップに入った様子で比べていきます。
 あ:9杯、い:6杯とちょっと、う:7杯を図で表していますが、子どもたちは
 あ:9杯、い:7杯とちょっと、う:7杯と答えていました。

 しかし、よく聞いていると「あが一番多いね。いは7杯とちょっとで、うは7杯だから、うの方がおおいよ。」?

 どうやら子どもたちのいう7杯というのは、単純にコップの数のようです。7杯目にちょっとしかなくても、コップが7杯だから7杯とちょっとと答えているのです。

 そこで先生は、対応しているコップを確認していきます。すると・・・

 「あ、そうか。水がちゃんと入っているのは6杯だ。よく考えたら、7杯とちょっとが少ないはずないね。」と、今学習していることをしっかりと理解した様子でした。

 実感を伴う学びは、しっかりと刻まれていきます。こういった学習を大切にしたいものです。