6年 渋染一揆
- 公開日
- 2024/12/06
- 更新日
- 2024/12/06
6年
「渋染一揆」とは、江戸時代末期に起こった一揆のことで、部落差別問題を考える教材となっているお話です。
6年生は社会科で、江戸時代には支配する身分と支配される身分があったこと、その他に差別される身分があったことを学習しました。
そして、明治に入ると身分解放令によってみな平民となったこと、しかし、その差別は無くならなかったことも学習しました。
渋染一揆は、命を落とす可能性があったにもかかわらず、差別に立ち向かった人たちのお話です。(実際、収監され命を落とした人もいます)
子どもたちと、自分が差別を受ける村の一員だったらどうしたかを考えました。
「差別は許せないから命をかけて立ち向かう」という子もいれば、「差別は嫌だけど命を失うのも嫌だ」と迷う子、「とても立ち向かえそうにはない」という子もいました。
最後に、部落差別問題について話をしました。
これは昔話ではなく、今現在も無くなっておらず、不当な差別に苦しんでいる人がいるということ。
この先、部落差別のような不当な差別に出会ったときは、「その考え方は間違っているよ」と言える人であってほしいと伝えました。