まもなく地区大会が始まりますね。けがだけはしないように当日を迎えてください。

さて、休日の部活動の地域展開により、部活動を取り巻く環境は大きく変わろうとしています。しかし、学校部活動でも地域クラブでも、その限られた時間の中で活動に参加することで、自分にとって「どんないいこと（＝財産）」が得られるのか。それは、どれだけ「本気」で練習に取り組めたかにかかっていると思います。毎日やる気満々な人は、そう多くはいません。時には疲れたり、気が乗らなかったり、悩みを抱えたりすることもあるでしょう。それでも前向きに、そして本気で取り組む姿勢こそが、自分の中に確かな財産を築いていくんだと思います。その「本気度」が試されるのは、思い通りにいかなかった瞬間――たとえば、大会で敗退したときや、結果が出なかったときです。私が部活動顧問をしていた時の体験でも、思い通りにならなかった場面で選手たちは悔しがり、涙を流すときもありました。でも、最後に「ありがとうございました😊」と必ず『さわやか』に言ってくれるのです。

本気で努力したときにこそ生まれる感情――それは、これまで支えてくれた人たちへの心からの感謝です。