10/10 GIGAについての職員アンケートから、成果
- 公開日
- 2023/10/10
- 更新日
- 2023/10/10
教育活動
今年度は市報にも掲載いただいたGIGAスクールの取組について検証の年度と位置づけています。
市からは本当に2年間で現場への大きなサポートをいただき、GIGA機器を整備していただきました。感謝しかありません。
職員アンケートから抜粋と要約をして掲載します。
Q,GIGAの導入は、教育活動でどういう成果と課題があると感じていますか。
成果(良いと思える点)
生徒の意見の集約と整理がしやすくなった。それにより、板書する時間の省略や視覚的な支援ができるようになった。
動画問題など、状況が変わりゆく数量を扱う問題での課題確認がしやすい。イメージがつ
く。動きを見せることができる。ワークシートの配布時間を減らし、課題解決の時間の確保ができるようになった。
資料の提示がしやすく、プリントそのものを写して同じ場所に書くことができるので、生徒にとっては、理解しやすい授業ができていると思う。
情報の共有がしやすいので、互いの考えを参考にして学ぶことができる。誰が提出したかどうかがその場ですぐにわかるので、感想等、全員が提出するまで待つことができる。
漢字が苦手な生徒が、作文を書く前にタブレットで調べて書けているので、作文がスラスラ進む。
情報の伝達や共有が導入前よりも行き届く。振り返りやまとめの活動など数値的に見ることができる。可視化することで学習に前向き取り組んでいる。
ペーパーレスに貢献している。
時間の有効活用、視覚的に支援ができるようになった。学習方法の幅が広がった。評価物の回収が楽になった。
文章作成の際、修正や推敲が楽なので、書いては消し、書き足し、順を入れ替える等が簡単に行うことができる。文章を書くことへの取り組みの意識が少し向上した。
生徒主体で調べ学習ができたり、発表用の簡単な資料の作成ができたりする点。振り返りシートなど習熟度別に色分けを行うことで生徒の学習状況の把握がしやすい。資料の活用がカラーでできる。
黒板で提示しにくいもの(特に、図形の移動や関数の動点問題の変化の様子など)を視覚的に提示でき、事象の理解に繋げやすい。板書した(黒板に書いた)内容の画像をそのまま保存し、記録として蓄積できる。また、子どもたち同士の考え方等を、短時間で共有できる。
大きくまとめると
生徒の意見集約の効率化やワークシート配付時間の短縮が、生徒が考える時間を多く取れることにつながっている。
発表が得意な生徒も苦手な生徒も意見や考えをクラスのみんなにタブレットと通じて出せるようになったり、クラスのみんなの意見をタブレットや電子黒板を通じてみられるようになるなど学習のバリアフリー化が進んだ。
生徒が書いたものを電子黒板で拡大して大事な部分を確認したり、生徒のアイディアを全員で共有したり、視覚で理解することがやりやすくなった。
タブレットや教師用の機器で、パフォーマンステストの動画や音声の保存できるようになりデジタルでの生徒の記録(デジタルポートフォリオ)が残しやすくなった。
などです。