学校日記

4年 人権擁護委員さんからお話を聞きました

公開日
2024/10/10
更新日
2024/10/10

教育活動

 4年生が総合の福祉の学習として、魚沼市の人権擁護委員の桜井忍さんのお話を聞きました。桜井さんは、小さいときに機械に巻き込まれて左足を切断され、松葉杖をもう一つの足としてこられました。松葉杖とともに富士山への登山やスキーなどいろいろなことに挑戦されてきています。中でも、アルペンスキーでは日本人として初めてパラリンピックに参加したお一人でもあります。

 実際に最近スキー場で滑っている動画も見せていただき、子どもたちは、スピード感あふれる滑りにとても驚いていました。また知り合いの方から、借りてきていただいたアウトリガー(車椅子スキーなどで滑る時に使用するもの)も、一人ずつ持たせていただくことができました。

 日常生活で困ることもお話していただきましたが、「できないからあきらめる」ではなく、「どうやったらできるか」「どう工夫をしたらできるか」を常に考えてきたそうです。4年生の子どもたちは、桜井さんのお話をとても真剣に聞いていました。また一生懸命にメモをしたり、積極的に質問したりする姿もありました。「目標をもつとがんばる気持ちがわいてきますよ。」というメッセージも伝えてくださいました。あきらめない気持ちの大切さを学ぶことができました。