学校日記

10月生活朝会 ~全校で育む温かいメッセージを伝える心~

公開日
2025/10/07
更新日
2025/10/07

教育活動



10月の生活朝会は、「温かいメッセージを伝え合おう」をテーマに行いました。生活委員会の子どもたちが、温かいメッセージ(「励ます」「気遣う」「ほめる」「感謝する」)と冷たいメッセージが、相手の心にどのような影響を与えるかを、2つの劇を通して全校児童に分かりやすく伝えました

特に焦点を当てたのは、「励ます」「気遣う」という、誰もが日常で使える二つの行動です。

まず、「励ます」の場面では、鼓笛隊の練習で鍵盤ハーモニカが苦手な友達への声かけを取り上げました。できない友達への冷たい態度と 、「おしかったね。もう少しでできそうだよ。練習がんばって。」と前向きな気持ちになれる温かいメッセージを伝える態度を比べました

次に、「気遣う」の場面では、整列中に誤って友達の足を踏んでしまった状況を劇にしました。「わざとじゃないから」と無言でいる冷たい態度と 、「ごめんね。急に下がって」「大丈夫?」とすぐに相手を気遣う温かい態度の違いを劇にしました

劇の後のインタビューでは、励まされた児童から「とてもうれしくなりました。次はもっとうまくなりそうです!」という言葉が聞かれました 。また、足を踏まれた児童も、気遣いの言葉で「痛かったけど嫌な気持ちはなくなりました。」という思いになったことを話しました。

最後に担当職員から、「わざとでなくても、人にぶつかったり嫌な思いをさせてしまうことがありますね。その時に、『大丈夫?』や『けがはない?』と相手を気遣う温かいメッセージを伝えられるといいですね」という話がありました。子どもたちは劇を見たり、話を聞く中で、自分自身を振り返ることができました。

また、生活朝会を始める前には、先日の持久走大会の表彰も行いました。呼名をされた子どもたちが、大きな声で「はい!」と返事をする姿がとても立派でした。