「読む力」育成に向けた授業づくり研修(国語:八海中学校区)が行われました(2026.9.9)
- 公開日
- 2026/09/25
- 更新日
- 2026/09/25
「読む力」の育成
南魚沼市学習指導センターでは、市内の学校の先生方と共に「読む力」育成のための取り組み方について研修を行っています。9月9日(水)に城内小学校で、授業づくり研修が行われました。
公開授業
授業は、小学校6年生国語「模型のまち」の学習でした。
単元のねらいは『表現に着目して読み、考えたことを伝え合おう』でした。単元第4校時である本時では、夢のような出来事の場面を読み、色の描写から心情を読み取る授業を行いました。
本時の流れ 1. 前時の確認 2.本時の◎の確認「⑤の場面では、模型作りの場面と比べて、亮のひろしまのまちに対する思いは変化したのか」 3. 音読 4. 個人で考える(正しく読む)場面 5. 同じ主張の人と交流する(深く読む)場面 6. 振り返り |
また、授業担当者は本時における「読む力」育成を以下のように設定しました。
1 正しく読むための手立て
長い文章を一目で見渡せる全文シートを活用し、中心人物の変容の根拠となる表現に線を引いたり、変化の過程を矢印で繋いだりしました。言葉の変化を視覚的に整理させることで、人物の心情の変化に気づかせるように指導していました。
2 深く読むための手立て
人物の変容について、「変化した/変化していない/どちらも」という主張をもたせました。ワークシートでは、理由を言語化させ、文章で表現しました。集中して、粘り強く一定の分量の考えを書いている姿が印象的でした。その後、教室の後ろの方で、自分の主張と同じ主張の人と交流を行いました。全体共有では、自分と違うグループの主張を聞くことで、自分の考えを深めたり、再構築したりしていました。最後の振り返りでは、そのような子どもたちの深まった考えを全員で共有することができました。
また、この研修は、本年度より行われている中学校区における「読む力」育成に向けた授業づくり研修講座として行われました。地区の小学校、中学校の先生方が地区の子どもの実態について意見交換を行う研修とすることができました。
参加者の声
・子どもたちの様子を担任がよくわかっており、大勢での交流の時間でも、とてもよい話し合いの時間となった。
・「根拠・理由・主張の3点セット」の有効性が講話からも児童の姿からもよくわかりました。児童の考える姿や考えの変容など深まりを見取ることができました。
・子どもたちの実態に合わせて主張を3つから選ぶような工夫がされていてよかったです。
・今回の研修を通して、全文シートの有効性について改めて学ぶことができました。
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