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「令和7年度 第1回 学力向上推進研修」が行われました(2025.5.13)

公開日
2025/05/19
更新日
2025/05/19

「読む力」の育成

 5月13日(火)、令和7年度 第1回 学力向上推進研修がありました。学力向上のための取組を各学校で推進する研究主任と管理職が参加し、学習指導センターから事業説明を、学校間で情報交換を行いました。参加者の高い関心と前向きな気持ちが感じられる会になりました。



開会のあいさつ

 岡村教育長が、学校現場で教育活動に尽力いただいている先生方へ感謝と激励を伝えた後、南魚沼市が「読む力」育成に重点を置くに至った経緯を話しました。そして、「『読む力』は、『学力向上』のためだけでなく、仕事や生活をしていく上で『生涯にわたり必要な力』であるため、義務教育段階で指導することは意義深い」といったお話がありました。


学習指導センターの説明

 学習指導センター指導主事が、「読む力」育成についての南魚沼市の考え、「読む力」を育むための取組例、本年度の事業計画を説明しました。RST(リーディングスキルテスト)が対象としている「正しく読む力」を解説し、実証研究校(北辰小・六日町小中)の各教科の授業における効果的な取組や校内研修の進め方を例示しました。


各学校の情報交換

 最後に、参加者で小グループを作り情報を交換しました。「『読む力』を育む学校の本年度の取組」をテーマに行いました。

紹介された取組

・音読などを大切にする。(例えば、朝、視写・聴写・音読をモジュールで取り組む。)

・共書き(内容を読みあげ黒板とノートに共に書くこと)を全学年・全学級で継続する。

・3年生以上は、そばに辞典をおき、ことばを調べさせる。意味を考えて理解できるようにする。

・読書:委員会の児童が20分休みに本の貸し出しをする。本の表紙の裏に子どもが昨年度書いた紹介文を添付してある。読書旬間を設定し地域の方が読み聞かせをする。司書が放送で本の紹介・読み聞かせをする。学校図書館はもちろん、市立図書館を有効活用する。

・教科ごとに「正しく読む力」「深く読む力」の具体を示して実践する。

・事前に教科書を読み込む。

・RSTから課題を捉え授業に生かす。  など 

参加者の声

・「読む力」の育成に取り組む南魚沼市の考え方がよく分かった。

・他校の取組について知ることができ、とても良い研修となった。

・学んだことを自校職員に還元し、全校体制で読む力の育成に努めていきたい。  など



  • 学力向上推進研修R7①
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学力向上推進研修R7①

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