数学の授業におけるICTの活用 〜塩沢中学校〜(2023.7.13)
- 公開日
- 2023/07/13
- 更新日
- 2024/08/27
ICT・情報モラル教育
7月11日(火)、塩沢中学校で数学の授業公開講座が行われました。1年生の方程式の解法の導入として、解を代入せずに求める方法について「天秤図」を用いて考えました。生徒たちは天秤が両方の皿に同じ操作をしてもつり合うことを前提に、両方の皿にあるものをどのように操作すれば、解を表す天秤の状態になるか推論しました。
ICTを活用し、ロイロノートを用いて天秤図を提示することで、生徒たちは天秤図を実際に操作しながら解の求め方を考えたり、仲間に求め方を説明したりしました。授業の終末には代表生徒が天秤図を操作しながら説明する場面もあり、お互いの考えを共有しました。学習用端末を活用しながら、生徒たちは方程式について理解を深めました。
今回の授業では、学習用端末を用いることで、紙に書いては消してという手間を省き、より考えることに集中して「試行錯誤」が行われました。また、学習用端末上の学習の足跡がすぐに発表資料となり、「情報の即時共有」が行われました。このように、しっかりとした意図をもって学習用端末を用いることで、学びの質は確実に向上します。今後とも先生方には、さらにICTの活用を推進していただき、子供たちの学びの質を高めていただければと思います。
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